成人病と生活習慣病

成人病と生活習慣病 > 二次予防と一次予防

二次予防と一次予防

食習慣、運動習慣、休養の取り方、嗜好など生活習慣も、糖尿病、高血圧、さらには日本人の3大死因であるがん、脳卒中、心臓病など多くの疾病の発症や進行に深く関わっていることが明らかになっています。厚生省によると「生活習慣病」という用語は、従来用いられていた「成人病」対策が、二次予防(病気の早期発見・早期治療)に重点を置いていたのに加えて、生活習慣の改善を中心にした一次予防(健康増進・発病予防)に重点を置いた対策を推進するために新たに導入された新しい概念です。

おそろしい生活習慣病を予防していくために、栄養、運動、休養、喫煙、飲酒についての正しい生活習慣を、持っていくことが有効であり必要なのです。健康な体を保持して病気にならないことを目的として普段の生活習慣として身についたリズムを修正することが生活習慣病の予防と進行を遅くして、病状を軽くすることができるのです。みずから強い意志を持って健康的な生活習慣をめざしてください。

がん、心臓病、脳卒中、糖尿病、高血圧などの生活習慣病の多くは、不健全な生活の積み重ねによって内臓脂肪型肥満(メタボリックシンドローム)となり、これが原因となって引き起こされるものです。生活習慣病は長い間無症状でいることが多く、知らないうちにかなり進行し、ひいては死にいたり、あるいは回復しても重い後遺症が残ったりします。これらは個人が日常生活の中での適度な運動、バランスの取れた食生活、禁煙を実践することによって予防することができるものです。

平成9年版「厚生白書」によると 「生活習慣」と健康との関係については、米国の医学者であるブレスローの提唱した、ブレスローの7つの健康習慣 1.適正な睡眠時間 2.喫煙をしない 3.適正体重を維持する 4.過度の飲酒をしない5. 定期的に運動をする 6.朝食を毎日食べる 7.間食をしない 。それを実施している数が多い人ほど疾病の罹患が少なく、寿命も長かったことを明らかにしました。これは生活習慣病予防 には、休養、食生活、運動、喫煙、飲酒などの生活習慣に対する手法が有効であることを示しています。

次のページ >>

成人病と生活習慣病の記事一覧